階段の登り降りで春の絶景を満喫:秋葉ダム千本桜と浜松城公園で感じた季節のめぐりと健康習慣

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13 kg減に導いた “歩く習慣” が旅の魅力を広げる:春の桜とともに健康を味わう

30代後半〜40代で「階段の登り降り」を習慣にするようになり、気づけば13 kgの減量に成功しました。運動が苦手でも、ジム通いや特別な器具がなくても、自宅や職場の階段を活用するだけで、体力も代謝も確実に変わっていきます。そんな日々の習慣が、私の中で「季節の風景をより深く味わう力」にもつながってきました。

今回はその延長として、春の訪れを感じに静岡県浜松市の桜スポットへ足を運びました。朝は天竜川上流にある秋葉ダムの千本桜へ。広大なダム湖を背景とした、満開の桜と新緑の風景は、思わず息をのむ美しさ。その後は市街地の浜松城公園で、昼から夜までの時間の流れとともに変化していく桜景色を満喫しました。

ただ観光するのではなく、階段や坂道を使って、風景の中で体を動かす。これはまさに、私が実践してきた “日常の延長線にある健康習慣” です。今回もまた、「季節」「運動」「食事」が自然と調和する、心にも体にも満ち足りた1日となりました。春の桜旅を通して感じた気づきを、この記事に込めてお届けします。

朝6時、静寂の秋葉ダムへ:桜と新緑が調和する絶景

ダム湖に映える桜、春を迎えた天竜川

旅の始まりは、まだ夜明けの余韻が残る朝6時前の秋葉ダム。天竜川の上流に位置するこの場所は、桜の名所として知られ名所です。訪れた日も、早朝からすでに何人かのカメラマンがスタンバイしていました。

  • 秋葉ダム(あきはダム)は、静岡県浜松市天竜区に位置し、天竜川本流に建設された重力式コンクリートダムです。​1954年に着工され、1958年に完成しました。​堤高は89メートル、堤頂長は273.4メートルで、総貯水容量は約3,470万立方メートルに達します。​

咲き誇るソメイヨシノと、新緑の山々、そしてエメラルドの水面が織りなす風景は、まさに “春の静けさ” そのものでした。数年前までなら「深夜の運転」「早朝の散策」など疲れてしまって考えられなかったけれど、階段の登り降りで基礎体力がついた今では、この時間帯の散策もまったく苦ではありません。

足元は坂と階段:自然に身体を使う “静かなトレーニング”

秋葉ダム周辺には、湖沿いに点在する階段や緩やかな坂道がいくつもあります。舗装されすぎていない歩道は、早朝の脚には程よい負荷を与え、自然と体幹を使った歩き方になります。私にとってはこれも立派な「階段登り降りダイエット」の一部です。

30分ほどかけてのんびり歩きながら、途中で水分補給、ストレッチ。どこかプチ登山に近い感覚もありつつ、無理なく、自然と体を動かすには最高の環境でした。

昼から夜まで浜松城公園で “桜の時間旅行”

次に訪れたのは、浜松市の中心部にある浜松城公園。こちらは昼過ぎから夜まで滞在し、時間帯ごとに変化する桜景色を堪能するという、贅沢な過ごし方に挑戦してみました。

  • 浜松城公園は、静岡県浜松市の中心部に位置する、面積約9.74ヘクタールの広大な都市公園です。​この公園は、徳川家康が築いた浜松城を中心に、日本庭園、中央芝生広場、浜松市美術館、茶室「松韻亭」など、多彩な施設が整備されており、市民や観光客の憩いの場として親しまれています。 ​
  • 浜松城は、1570年に徳川家康が岡崎城から移り住み、17年間を過ごした「出世城」として知られています。​現在の天守閣は1958年に再建されたもので、内部には家康や浜松の歴史に関する資料が展示されています。 ​

青空のもと、春風とともに城跡を散策

日中は青空が広がり、満開の桜の下では多くの人がピクニックを楽しんでいました。私も歩きながら、公園内にある石段や展望台までの坂道を意識的に活用。遠くにうっすらと富士山が見える瞬間もあり、ゆっくり歩くだけで贅沢な風景に出会えます。

夕暮れの色に染まる桜:刻々と変わる情景

夕方になると、陽が傾き、桜の花びらがオレンジに染まっていきます。この “移ろいゆく時間の色” を味わえるのが、昼〜夕〜夜まで過ごす最大の魅力。

浜松城の天守付近には高台の展望スポットもあり、そこまでの道のりにも階段が。ここでも体を動かしつつ、自然な形で “登る” ことが続いていきます

夜桜と夜景、18階からのご褒美ディナー

夜のライトアップが始まる頃、浜松城公園にほど近い、地上18階にある浜名湖うなぎ「元城亭」へ(さすがにエレベーターを使いましたが・・)。眼下に広がる夜桜と市街地の明かりを眺めながら、うなぎの香ばしい香りとともに、1日歩いた体に嬉しい“ご褒美”の時間を楽しみました。

この日歩いたのは驚きの約1万7千歩! 坂道や階段も多く、特別なトレーニングという意識なしに、自然にカロリー消費ができる一日になりました。

自然と体を動かす—— “旅する健康習慣” のすすめ

季節の自然と健康のサイクル

このブログでは、これまでも

  • 秋の「福島・裏磐梯」で紅葉と山道の階段散策を満喫
  • 冬の「湯西川温泉かまくら祭り」で雪景色と健康を感じた旅

などを紹介してきましたが、今回の浜松の桜旅もまた、“季節の自然と健康習慣がつながるひととき” をいくつも感じることができました。

朝の静けさとともに歩く桜並木。時間帯ごとに色合いを変える花の風景。そんな中で、自分の体調や変化にも気づけるのが、この “歩く旅” の大きな魅力だと改めて思います

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まとめ:季節とともに歩こう、自分のペースで。

楽しい旅行の要素

今回も、日々の階段登り降りで身につけた体力が、旅の楽しみ方を広げてくれました。以前は少しの坂道や階段を避けて通ることもありましたが、今ではむしろ積極的に歩きたくなるほど、体を動かすことが自然と “日常の一部” になっています。今では、「運動のために旅行する」というよりも、「旅先で自然に体を動かす」ことが、私にとって一番心地いいスタイルです。

今回の浜松の旅では、朝から夕方、そして夜にかけて、時間とともに変化する景色を、自身の脚で感じながら楽しむことができました。ただ観光名所を巡るだけではなく、体を動かすことで風景の中に溶け込むような感覚を得られたのは、これまで続けてきた階段登り降りの積み重ねがあったからこそだと思います。

桜は儚い美しさ。けれど、その限られた時間だからこそ、出会えたときの感動はひとしおです。その短い季節に、これだけ心と体を満たしてくれるものは、なかなかありません。自分の足で歩き、立ち止まり、深呼吸するからこそ、より濃密に感じられるようになりました。

これから年齢を重ねても、「激しい運動」ではなく「自分のペースで続けられる運動」として、階段の登り降りは私の生活に欠かせない習慣であり続けると思います。

春、夏、秋、冬 —— 季節ごとに表情を変える自然に自身を委ねながら、心と体をリセットする。歩いて健康を育む旅を続けていきたいと思います。そんな旅が、これからも私の “健康”と“楽しみ” の両方を支えてくれる存在であってほしいと、改めて感じた一日でした。

おことわり

本記事は筆者個人の健康診断結果と経験に基づくものです。記載内容は一般的な医療アドバイスではなく、読者の皆様の健康状態については必ず医療専門家にご相談ください。また、本記事の情報は執筆時点のものであり、最新の医学的知見とは異なる可能性があります。

本記事で使用した画像はNapkin AIを利用しています。

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この記事を書いた人

“じみ” に “もくもく” と “すきなこと” を “継続する” ことが最近の楽しみです。

『人生を自由に楽しく』が目標です。

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