『ダイエット』という目的の裏に隠れる最深の理由
これまでの記事で、階段の登り降りで得られた結果として得られたもの:身体面の変化・精神面の変化について記してきました。
確かに階段の登り降りを始めた第一のきっかけは『ダイエット』でしたが、続けてみると、上記の変化は階段の登り降りを通して得られた結果であり、いわば副産物に過ぎないと考えるようになりました。
この記事では、私が階段の登り降りを通して気が付いた本当の理由、長期間続けていられる理由を述べていこうと思います。
『下肢を制する者は人生を制す』?
「遊びを制する者は人生を制す」という格言が広く知られていると思います。遊びや余暇活動をうまく管理できる人は、人生全体でも成功を収めることができるという意味です。
この言葉を参考にすると、私が階段の登り降りを続ける理由は『下肢を制する者は人生を制す』と言えるのかもしれません。そこに含まれる意味合いは以下のようです。
健康管理の重要性
脚の健康を保つということは、身体活動の礎を保つということにつながります。脚は歩行や運動の基本となるからです。
活動的でいられれば、生活習慣病などの病気にかかりづらくなることに加え、精神的にも健康でいられることが期待できます。
健康な脚は人生の質を高める重要な要素となります。
身体活動量が多い者や、運動をよく行っている者は、総死亡、虚血性心疾患、高血圧、糖尿病、肥満、骨粗鬆症、結腸がんなどの罹患率や死亡率が低いこと、また、身体活動や運動が、メンタルヘルスや生活の質の改善に効果をもたらすことが認められている。更に高齢者においても歩行など日常生活における身体活動が、寝たきりや死亡を減少させる効果のあることが示されている。
基礎体力の重要性
脚の力をつけるということは、基礎体力をつけることであり、活動的でいられることにつながります。
活動的でいられるということはまた、前項の健康を保つことにつながります。
健康でいられるということはまた、活動的でいられることにつながり、残りの人生を楽しく生きられる・・
実際はこのような都合のいいループが回り続けるとは思いづらいですが、少なくとも脚を鍛えておくことに間違いはなさそうです。
行動力の象徴
脚を鍛えるということは、自分の行きたいところに行き、したい行動ができることにつながり、今後の長い人生において常に挑戦的でいつづけられることが期待できます。
鍛えられた脚は身体的な強さだけでなく、困難を乗り越える精神力や新たな挑戦への姿勢を象徴し、山あり谷ありの人生において、自信を持って前進する力となるのかもしれません。
いつまでも自分の脚ですたすた歩いていたい
ここまで私が階段の登り降りを始めようと思った本当の理由、長期間続けていられる理由を述べてきました。
長々と執拗に書いてはみたものの、つまりは残りの人生を自分の脚で思うように歩き、行動し、可能であれば楽しく過ごしていきたいということに尽きます。
長期的願望は持ちつつも、1日1日を感謝しながら大事に生きていきたいと思います。
おことわり
本記事は筆者個人の健康診断結果と経験に基づくものです。記載内容は一般的な医療アドバイスではなく、読者の皆様の健康状態については必ず医療専門家にご相談ください。また、本記事の情報は執筆時点のものであり、最新の医学的知見とは異なる可能性があります。